野辺山ウルトラ挑戦記(レース当日③)
(前回の続き)
42km地点の第2関門、
八峰(ヤッホー)の湯に到着。
ここは42kmの部のゴールでも有りますので、
アナウンスは上記該当ランナーに向けられます
また、ゴールは敷地内で71km・100kmランナーとは
異なりますので、道端のスタッフが
「71km・100kmはこちらです!」
と地声で続きのコースを叫んで下さっています…。
あやうく通り過ぎる所だった…
ここでお待ちかね(?)のドロップバッグ1回目(右だっけ?)。
これが楽しみで42kmまで頑張りました
基本的に入りきれば何でも入れて良いのですが、
私は携帯できない食事(ゼリー類)と装備一式。
今後の気温上昇に備えて、シェルを脱ぎ、
小型のウエストポーチもボトル付ポーチに変更。
そして初めての試みですが、シューズをロード用に交換。
右のFujiradoから、左のGT2000 New York5へ。
計測チップも忘れずに交換!
温泉に入る暇は全くございませんでしたが、
このエイドには男子小用トイレが有り、しっかり活用
(この大会は小用ほとんどのエイドで無く、行列が多発…)
後は十分な補給…でしたが、この時点でゼリーもエネモチも
半分くらいを何とか食した程度。
いつもの事ですが、食べる力が無くなってきています
・42~59km
本当にTシャツ1枚で寒くないか不安でしたが、
風は少し冷たいものの、日差しが十分
むしろグローブを付けたままだった事を後悔しました
52km辺りから、北相木村への寄り道?コースへ。
前日のユプシロン栗林さんの解説でも有りましたが、
折り返しのランナーを目の当たりにし、
「また戻るのか…」と思うと、少しキツイ
しかも北相木村への往路は登り主体。
ここで徒歩になる方も多数いらっしゃいました
59地点のエイド、北相木村役場へ、6時間57分位で到着。
この地点の前位から、各エイドに止まるたびに、
常設の「かぶり水」を頭にかぶっていたかと(数分で乾きます)
そして、ここで今レース初の嘔吐(汚くてすみません…)
これで今後の栄養補給は絶望的に
ちょっと発症が早かったかな…
水だけで残り40kmを頑張ってみましょう
・59km~71km
嘔吐する直前までは頭がモヤモヤしていたのですが、
吐くとスッキリしました
折り返しの復路は知っている道な上に、下り主体ですので、
往路よりも安定した走りが出来たかと思います。
寄り道が終わった頃位の写真かと(購入してますよ!)
目指す71km地点からは、いよいよ後半最大の山場、馬越(まごえ)峠。
「馬越に備えて足を温存し、71km地点までは走ろう」、
というレースプランだったのですが…。
71kmまでの登りも十分にきつい
65km地点でついに力尽き、歩き始めました
頭がクラクラし、歩くのも不安定になり、道端で嘔吐
私設エイドで水を頂きましたが、飲んだ直後にソッコーで嘔吐
脱水症状ぽいのに水を飲めません
とにかく道端で倒れても仕方ありませんので、71kmまで歩きます。
こんな感じ。
71km地点、滝見の湯に到着。
71kmの部はゴールですので、会場は盛り上がっています。
案内所で棄権の仕方について相談し、
ひとまず椅子に座って休ませて頂きました。
数分休ませて頂いてから、ボトルの水を一口…。
やはり1分と経たず気分が悪くなり、嘔吐
「馬越に行く途中で倒れたら、迷惑だろうな~」
と冷静に考え、リタイヤを決意。
スタッフに「リタイヤしま…」と言う途中で、涙がボロッと
71km地点、走り始めて8時間50分位。
私の野辺山ウルトラへの初挑戦は、ここで終了。
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