御山獅子

この週末の稽古は、出遅れていた地唄「御山(みやま)獅子」に費やしました
いよいよ1ヵ月後に迫りました、演奏会の参加曲の一つです。
12/10のブログでもお知らせしましたが、改めて…↓
180503鈴慕会尺八演奏会チラシ
「三代青木鈴慕襲名披露 鈴慕会尺八演奏会」
日時:平成30年5月3日(木・祝) 正午開演
場所:国立劇場 小劇場(千代田区)

青木彰時先生がこの度、「三代青木鈴慕」を襲名されます。
二代青木鈴慕先生は、「青木鈴翁」となられるようです。

私は菊原光治先生の琴友会と「御山獅子」、
藤井泰和先生の銀明会と「越後獅子」、
そして古典本曲の「雲井獅子」に参加致します
御山獅子は菊原先生だけでなく、菊重精峰先生をはじめ、
多くの方がご参加されるようです(詳しくは伺っておりません)。
そして尺八メンバーは少なくとも関西在住組が固まりますが、
関西メンバーは、師匠の小林鈴城先生、米村鈴笙先生、小林鈴純さん、
そして私の4名。私以外全員、プロの演奏家です
皆さんの倍の練習をしなくてはいけない立場ではありますが、
すでに行われた下合わせも普通に平日開催でした為、仕事で欠席
そんな訳で、当時の音源を師匠経由でお借りしました。
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菊央先生、まだ面識はございませんが、ありがとうございます
御山獅子は20分以上の大曲ですが、今回も進行の関係上、
15分以内に終わらせる必要が有り、抜粋となります。

本来は、これだけ↓長い曲ですが…
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これだけ短縮されました
(ご協力頂いたニャ●コ先生は、残念ながら本番は不参加
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あと、琴古流は九州系地歌をベースに楽譜が作られているようで、
関西系の琴友会さんと合わせる際には注意が必要です
赤い付箋の箇所は、吹いてはいけないルート。
普段と寸法・手が異なる別ルートをたどらなければいけません。
(都山流の方は九州系と合わせる際に、同じ工夫が必要になります。)
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以上の注意点を踏まえながら、音源を使用しての唱譜や合奏を
地味に繰り返した2日間でした。

もっと集中力が欲しい…
少しでも上達するよう、コツコツ頑張りたいと思います。。。

奏(尺八など)

Posted by SOU