マツダアカデミー(前編)

8/29(土)は久しぶりに岡山国際サーキット
マツダ・ドライビング・アカデミーに参加してきました
今回はスーパーGT等の大会は有りませんので、ガラガラ。
200829岡山国際
おなじみのダンロップブリッジ。

今回のイベントはあくまで車の楽しさを知る入門編。
車検を通ったマツダ車なら誰でも参加OK
もちろん私は愛車トーマ(NB型ロードスター)で参加
08_1.jpg
(C)B-Sports
事前にゼッケンを頂き、自前のテープでせっせと両サイドに
貼り付けました(集合時間までに皆さん貼られており、
集合10分前到着の私は少し焦ることに
この時くらい、マスクを外したら良かったですね
実技で使用する無線機もお借りしました。
200829無線機
ドリンクホルダーも有りませんので、このような形で
ホールドする指示を受けました。

集合時間から10分後の9:30から講習開始。

9:30~9:50
オリエンテーション。スタッフ紹介。スケジュールの説明等
参加者は計16名。コロナ対策の為、いつもより少人数のようです。
場所は次の講座も含めて、コースサイドガーデンのオープンテラス。
空調が無いのは勿論の事、サーキットを走るバイクの爆音で
度々説明が中断されるのはご愛嬌
9:50~10:20
マツダインストラクターによる人馬一体講座
実技に入る前にマツダが考える理想の運転について
説明が有りました。

「G(加速度)を滑らかにつなげる」

がメインテーマで、直進が減速に入った時には旋回を徐々に始めるイメージ。
「止まってから曲がる」は違うという事ですね
頭がGに寄って回転するのが理想で、私はイ●Dでのコップの水回しが
近いのではないかと思いました
では実際に体で体験…という事で、ミニコースへ移動
200829岡山国際ミニサーキット

10:30~10:50
インストラクターによるドライビングポジション説明
私が注目していた内容の一つ。
やはりハンドルとの距離は近めで、
「腕を伸ばして手首がハンドルに乗る」のが適正距離。
私のイメージとぴったりで安心しました。
(ディーラーから返ってくると、いつもハンドルを掴むのがやっと…)
最新型はシートの高さ・角度やハンドルの位置も変更できますので、
20年物のトーマにとってはあまり参考になりませんでした
10:50~12:00
実技①ブレーキ制動
100m位のストレートを40km/h前後で進んでからフルブレーキング。
ここで学ぶのは「非常事態用のフルブレーキ」。

きちんとABSがすぐ作動して車体が沈むかが目視で分かるよう
ちなみに年代物のトーマにはABS(アンチロックブレーキシステム)が
ついておりませんので、ブレーキがロックして車体が斜めになれば合格との事。

「皆さん自身が「出来た」と思っても必ず出来ていない」

とのインストラクターの言葉通り、何度もダメ出しを受け、
合格者はいなかったかと思います。

すぐに加速して40km/h前後にして突っ込み…
200829マツダ突っ込み
(C)B-Sports

目印のパイロンに着いた瞬間にフルブレーキング。
200829マツダブレーキ特訓
(C)B-Sports
タイヤを傷めないよう、水をまいてくださってます
ちなみにブレーキ練習からスタート地点に戻るときは、
パイロンの土台のみを使用し、タイヤの位置をチェックしながらスラローム。
1回目は「右前輪で踏む」、2回目は「左前輪で…」と、
次の講習に向けての車両感覚を養いました
これで午前中の講習は終了。
息をつく暇も有りませんが、あっという間でした。

次回は午後の部についてお話させて頂こうと思います