梅田の和楽器屋さん

先週土曜日は、尺八のお稽古三昧
午前中はワンJ師匠宅で、地歌「新娘道成寺」と
古典本曲「奥州薩慈(おうしゅうさし)」

「新娘~」は、基本一人で吹いて、問題点をチェック
古典曲でお約束のアタリ(指孔を塞ぐ際に「ポン」と叩く)が弱い点を
改めて指摘されており、特に左手側はフォームが崩れると空振りしやすいので
置きに行ってしまいがち。いつでもフルスイングが大事ですね
「奥州薩慈」は初めての古典本曲(これまでは琴古流本曲が中心)。
兄弟子の小林鈴純さんに教わっていますが、特徴的な手が多く、
「早く自分のものにしたい」と思える曲に出会えたと思います
午後は阪口夕山師匠と「竹」(山本邦山作曲)・
「四季彩」(菊重精峰作曲)の2コマレッスン。

「竹」は尺八のみの二重奏曲で、第一・第二をそれぞれ一緒にさらってから、
パートを交替しての合奏稽古。ノンストップの4回通しで、スピード・キレが必要な
第4楽章を終えた後は、本当にバテバテ…
「四季彩」も同様の流れで。メリ(琴古の中メリ)が暗めに甘く、
一発でしっかり出す事を意識しました。
一音のみのタンギングがどうしてもスタッカート気味(唇が動く)になってしまい、
自分のイメージで何とか解決策を見つけなくてはいけません…
今後も菊重先生の曲をメインにどんどんさらっていく予定です
上記のような稽古を終了し、クタクタになりながらも、
次の楽譜「ノスタルジア」を購入するため、梅田の阪神百貨店へ
尺八を始めた当初位からお世話になっている水野楽器さん。
200808阪神百貨店

(店員さん)「9月末で閉めることになりました。。。」
(SOU)「えっ!?

梅田で知っている和楽器屋さんはこちらのみ。
(昔は阪急百貨店にも有りましたが、すぐに撤退。)
本店は伊丹市という事で、そちらは今後も営業されるとの事。

阪神百貨店は和楽器だけでなく、
「和」のコーナー全てを終了させるようで、
もはや「百貨店」の定義がゆらぎつつありますね
これから生きる道は、やはりネット社会でしょうか?
マイナーな世界だからこそ、新しい事にチャレンジしなくては

奏(尺八など)

Posted by SOU