本曲稽古
つい先程まで、テニスの全豪オープンを視聴
錦織圭選手の応援をしていました
両親がテニス(観戦)好きで、ウィンブルドン(全英)を中心に
30年近く4大大会を(なんとなく)チェックしていますが、
少し前まで日本人選手がこの画面に入る事すら想像できませんでした。
しかも錦織選手の相手は、私の中で最高のアスリートの一人、フェデラー選手
惜しくも錦織選手は敗退してしまいましたが、お互いに全力を尽くした
素晴らしい試合だったと思います
本日は師匠(小林一城先生)とのお稽古へ
今回は、地歌1曲に加え、琴古流本曲「夕暮ノ曲」のおさらいです。
本曲(ほんきょく)とは、「尺八本来の曲」という解釈で良いかと思います。
楽譜も少し雰囲気が違います↓
左が琴古流本曲、右が琴古流の地歌の楽譜。
本曲の楽譜をアップにしてみますと↓
奈良東大寺にいらっしゃるという、尺八を吹く菩薩像の表紙。
中身も多少違います(出版社の違いかもしれません)。
各流派でそれぞれの本曲が存在していますが、
主要な曲でおそらく共通する事が、初見では分かりにくい点
書かれていない約束事(メリ込み、スリ上げ等)や、
楽譜では表現しにくい技法は、師匠につかないと習得が厳しいかも
かくいう私は、せっかく師匠につきながらも、
稽古不足で同じことを何度も聞いてしまう始末…
今後もできる限り、習得に励みたいと思います
ここで、尺八本曲を聴く機会が無い
という方におすすめの演奏会情報です。
「尺八古典本曲断片 其の五 虚空・虚鈴」
日時:1/28(土)15:00開演
場所:重要文化財 綿業会館7F大会場(地下鉄本町駅から徒歩5分)
入場料:一般3,000円(前売り2,500円)、学生1,500円(前売り1,000円)
兄弟弟子の小林鈴純さんも出演されています↓(チラシ裏)
演奏される皆さんが異なる流派で、
演奏前にされる懇切丁寧(すぎる?)解説が
マニア度をさらに高めてくれています
勝手に宣伝していますが、おそらくチケットはまだあるかと
ご興味のある方は、ぜひお越しください
週末の楽しみが増えましたので、
明日からのお仕事も頑張れる気がしてきました。。。
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