野辺山ウルトラ挑戦記(まとめ)

「第24回星の郷八ヶ岳野辺山高原100kmウルトラマラソン」
前回のブログでレースが終了。
今回はレース後の内容と全体の感想を交えて、
長かった挑戦記を完結させようと思います
リタイヤを決めた後は、ドロップバッグ(後半用)を回収し、
スタート地点へ戻るバスに、71km完走者と一緒に乗車
(完走メダルを皆さんぶら下げており、少し羨ましい

バスは満員になるまで長い間待機し、冷房も効いていない状態
動き出してからも現地到着まで30分程度要しました。

到着直後にダッシュで下車し、道端で再び嘔吐
(なぜかエチケット袋は常備されておらず…。毎度汚くてすみません

まともに呼吸も出来ない状態で吐き続けている中、
同じくリタイヤされたと思われる方々が背中をさすって下さり
1人の女性ランナーは、なんと水まで購入して下さいました。
「私も同じ症状になりました」と仰られ、他人事では無かったよう。
お名前も聞ける状態でなく、まさに一期一会となりましたが、
この時の感謝の気持ちは、一生忘れません
症状が落ち着いた後に、荷物置き場へ。
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さすがにまだ混んでおらず、すぐに返却して頂きました。

救護室も併設されており、念のため診てもらいました。
薬や点滴をして頂ける訳ではない事が分かり、
下手に休むよりも、すぐに宿へ戻る事を選択
晩御飯は無理でしたが、朝まで紅●花伝を6本位飲んで回復 DSC_4742.jpg

今レースの速報タイムは、コチラ↓
180520野辺山アップデート
リタイヤ時点で813位は、中の上位でしょうか?

先週、リザルトも発信されていますね
参加賞のTシャツです。昨年のチャレンジ富士五湖と同じ素材かと DSC_4763.jpg
やはり着心地バツグンで、重宝しております
特徴的な完走メダル。相部屋の方に見せて頂きました DSC_4743.jpg
この方は制限時間10分前位で見事に完走!
なんと御年67歳!
相当な準備をしてレースに臨まれており、お疲れの所、
私からの質問攻めに対応して頂き、ありがとうございました
今回の反省としましては、やはり胃腸の弱さかと
もともとフル(42km)でも会心のゴール後にもどすタイプですので、
治すのは容易では有りません。
昨年の富士五湖は100km過ぎまで持ちましたが、
涼しく平坦な道のりだったのが要因かもしれません。
確か急な下りで発症したと思います。
一昨年の飛騨高山は60km位で同じ症状に陥っています。
この時、水は飲めたんですけどね…
嘔吐の理由は少しネットで調べても様々な要因が挙げられますが、
やはりアップダウンの衝撃でしょうか?

ペースは始終安定していけたと思いますので、
これ以上速くも遅くもしない方が良いかと
ちなみに足はレース後も元気でしたので、
恐らくですが、脚力は十分足りていたかと思います。
坂道特訓は無駄ではなかった
後は、まだ行けたのではないか? という点が今も頭をよぎりますが、
仮にゴール出来ても重度の脱水症状になった筈。
やはり「無事に生きて帰る」事は忘れないように。
(レース翌日の栗城さんの訃報は、他人事ではありません

最後に帰る直前の八ヶ岳(たぶん…)。
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今回はとにかくこの景色に魅せられました
正直言いまして、今回のレースは稀に見る絶好のコンディション
完走率も昨年より20%もアップ(50.46%⇒71.6%)
(資料はコチラを参照しました。川内さん、いたんかい!)
今後のレースは、さらに過酷なものになりそうです…
これにて、野辺山ウルトラ挑戦記は終了。
相変わらずの長文となり、ここまで読んで下さった皆さんにも感謝です
おそらく来年も挑戦したいと今から考えておりますので、
仕事や演奏の傍らで、少しずつレベルアップを図り、
このブログで完走のご報告を行えるよう、頑張りたいと思います